龍村の袋帯「ちとせ間道」の帯合わせ

第三千三百四十八回目は、龍村の袋帯「ちとせ間道」の帯合わせです。

龍村の間道の良いところは、縞から江戸の粋を連想し、カジュアルと考えて紬に合わせたり、名物裂だから格が高いと考えて訪問着に合わせたりできることだと思います。今日はカジュアルと考えて紬を合わせます。

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いちばん上の写真は、大城広四郎の琉球絣を合わせてみました。伝統的な模様単位に縞を合わせたもので、沖縄の織物の歴史の中では、「綾の中」と言われる意匠です。

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写真2番目は、大城永光の琉球絣を合わせてみました。これも綾の中の意匠で、福木で染めた黄色系は鮮やかです。

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写真3番目は、重要無形文化財に相当する結城紬を合わせてみました。百亀甲の飛び柄です。高級な紬に龍村の間道を使う例です。

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写真4番目は、林宗平の古代紬を合わせてみました。「古代紬」というのは林宗平時代の林織物のブランドで、塩沢紬です。藍で染めた糸で織った紬で、青系どうしの組み合わせにしてみました。

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写真5番目は、郡上紬を合わせてみました。手紡ぎ真綿、草木染、手織りという紬が好きな人が求める条件をすべてそろえた紬です。伝統的な技法にこだわりながら、色とデザインは都会的というのが、現代の紬の人気の条件だと思います。郡上紬は50万円ぐらいして値段も高いですが、高級な紬に龍村の金銀糸の少ない袋帯という組み合わせも良いですね。
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[ 2016/04/10 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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