一の橋の付下げ「取り方市松華文」の帯合わせ

第三千三百四十五回目は、一の橋の付下げ「取り方市松華文」の帯合わせです。

今日は袋帯を使って、私が好きに帯合わせをしてみました。

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いちばん上の写真は、紫絋の袋帯を合わせてみました。杜若を肖像画のようにそのものズバリ織り出しています。私はこういう作品が好きですが、季節限定ですし、着物も無地や江戸小紋のように意味のないものでないと合わないので使い勝手が悪いです。それで普段は帯合わせに登場することはないのですが、今回の華文が連続するだけの付下げを背景として使わせてもらいました。

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写真2番目は、織悦の袋帯を合わせてみました。上の杜若と同じように栗だけを織り出しています。本歌は刺繍作品で、それを織りで表現したもののようです。これも私が好きな作品ですが、やはり秋限定ですし、着物も栗鼠の模様でもないかぎり、無地や江戸小紋のように意味のないものでないと合わないので使い勝手が悪いです。それで普段は帯合わせに登場することはないのですが、今回は連続する華文の付下げを背景に使わせてもらいました。

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写真3番目は、紫絋の袋帯「松重ね」を合わせてみました。この帯も単一の植物をテーマにしていますが、松は季節が無いですし、縁起も良いということで、ふつうにフォーマルな着物に合わせることができます。単一植物の肖像ということでやっていることは同じでも、その植物の意味で使い勝手も違ってくるわけですね。

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写真4番目は、紋屋井関の袋帯を合わせてみました。正倉院御物の銀平脱の合子をテーマにしたものですが、市松模様の中に丸文が並んでいるというパターンでは、付下げと同じです。シンクロしたような雰囲気を狙ってみました。普通はやらないでしょうが。

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写真5番目は、北村武資の袋帯「七宝連珠文」を合わせてみました。北村武資の帯は、あらゆる上品な着物に合ってしまうともに独自の存在感もあります。人気があるのもわかります。
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[ 2016/04/07 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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