千總の振袖の帯合わせ

第三千三百三十九回目は、千總の振袖の帯合わせです。



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いちばん上の写真は、龍村の袋帯「七宝連花錦」を合わせてみました。百貨店で高価な千總の振袖を買ったら、たいていこんな龍村の袋帯を勧められるのではないでしょうか。

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写真2番目は、龍村の袋帯「王朝華映錦」を合わせてみました。これも百貨店で勧められそうな帯ということで合わせてみました。

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写真3番目は、坂下織物の袋帯「御門錦」シリーズの1本を合わせてみました。古代から明代まで織り継がれ、おそらく中国文化を代表する意匠である「蜀江錦」に取材したものです。中国の皇帝の権威を象徴するものですから、格が高さえいえばいちばん高いのではないでしょうか。

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写真4番目は、織悦の袋帯「正倉院唐花文」を合わせてみました。正倉院裂の唐花文の多くは「主文」と「副文」から成っています。もとは対等な2つの唐花文が並んでいたのでしょうが、次第に1つが肥大化し、主服の関係になったのでしょう。この作品は、本来ならんでいる唐花文のうち副文を中心にズームアップして、主文が欠ける状態にしています。上代裂そのままでありながら、切取り方は創作的なんですよね。それが織悦デザインなのでしょう。

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写真5番目は、坂下織物の袋帯「御門錦」シリーズの1本を合わせてみました。これは正倉院裂に取材したものですが、複数の裂をコラージュしています。全然技法の違う裂も混ざっているのですが、コラージュが上手なので、ちょっと見にはわからないです。
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[ 2016/04/01 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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