千切屋治兵衛の着尺(倉部さん)をコートまたは羽織にしたと想定

第三千三百三十四回目は、千切屋治兵衛の着尺(倉部さん)をコートまたは羽織にしたと想定して、着物を合わせてみました。

今日は、倉部さんの着尺を羽織またはコートに使用したという設定で着物に合わせてみます。更紗の飛び柄ということで、模様自体はカジュアルな感じがしますが、箔加工ということでフォーマルな感じもします。属性が曖昧なものは、ずうずうしく両方使ってしまえばよいという発想で、紬から訪問着まで合わせてみたいと思います。とりあえず今日はフォーマルで。

IMG_14181.jpg
いちばん上の写真は、野口の付下げを合わせてみました。実際に制作したのは岡本等さんです。残念ながら癌で40代で亡くなった方ですが、生前は野口でいちばん人気のある作家でした。クリアで繊細なゴム糸目の輪郭線、京友禅の伝統的な朱色を排したモダンな彩色、上品なパステルカラーの色糸目を使いこなした作風でした。

IMG_14171.jpg
写真2番目は、千切屋治兵衛の付下げを合わせてみました。実際に制作したのは中井淳夫さんです。槇を描いていますが、この写真のようにちらっと見えただけで、もう中井らしい存在感がありますね。

IMG_14131.jpg
写真3番目は、花也の色留袖「疋田雲重ね」合わせてみました。典型的な安田様式の誰にでも好かれる作風で、色留袖でなければとっくに売れていたんでしょう。

IMG_14151.jpg
写真4番目は、花也の付下げ「白川女」合わせてみました。京都の風物として白川女とか大原女とか花や野菜を頭で運ぶ女性の行商人がいますが、たとえ観光用でも会えたらうれしいですよね。この作品は、人物を省略して頭に載せた売り物だけで表現したものです。

IMG_14111.jpg
写真5番目は、一の橋の付下げを合わせてみました。実際に制作したのは中井淳夫さんです。横段と椿の芸術性の高い作品です。先日紹介した「横段楽器」の元作品です。


スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/962-ab7c59bf