大羊居の付下げ「華折紙」の帯合わせ

第三千三百二十五回目は、大羊居の付下げ「華折紙」の帯合わせです。

大羊居の着物ですから、とりあえず龍村と合わせてみます。長年、高島屋で「大彦龍村展」「大羊居龍村展」などとして一緒に展示会をやってきた関係ですから。お客さまから特別な要望が無ければ、私も大羊居には龍村という提案をします。

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いちばん上の写真は、龍村の袋帯「王朝華映錦」を合わせてみました。鎧をテーマにしたものとしては、高島屋専用の「平蔵」ブランドの「威毛錦」が有名ですが、その「たつむら」ブランド用のバージョンです。こちらは模様が六通になっていて振袖でも使えます。鎧をテーマにしたものは他にいくつかバージョンがありますが、これが質的に「威毛錦」にいちばん近いです。

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写真2番目は、龍村の袋帯「錦秀遺芳文」を合わせてみました。厳島神社にある平家納経をテーマにしたものです。

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写真3番目は、龍村の袋帯「七宝連華錦」を合わせてみました。振袖にも使える龍村の派手な帯ですが、付下げや訪問着や黒留袖にも使えそうですすね。龍村の派手帯は非常に使い勝手の良く、振袖用として買ってその後ずっと使えますね。当店でも仕入れるとすぐ売れてしまい、この帯も写真を撮ってから今日掲載するまでに売れてしまいました。

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写真4番目は、龍村の袋帯「瑞鳥遊園錦」を合わせてみました。チュニジアに多く残るローマのモザイクに取材したものです。チュニジアに多くあるのは、元のカルタゴ領で、カルタゴ滅亡後、ローマの兵士が退役後に集団で入植しローマ様式の町を作ったためです。その後、砂漠化して良く保存されたということもあるでしょうね。
「瑞鳥・・・」というタイトルは「瑞兆」に掛けているのでしょう。写真2番目の「錦秀遺芳文」も安藝の宮島がテーマですから「錦秋」に掛けているんだと思います。白井進さんのセンスでしょうか。

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写真5番目は、龍村の袋帯「陶楽騎馬文」を合わせてみました。イランやシリアで出土するイスラム陶器がテーマです。今回の付下げは折り紙という日本的なテーマですが、チュニジアやイランのエキゾチックものを合わせても大丈夫そうです。
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[ 2016/03/14 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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