大羊居の付下げ「華折紙」の細部

第三千三百二十四回目は、大羊居の付下げ「華折紙」の細部です。

今日は両袖の模様を近接で撮ってみました。


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いちばん上の写真は、片袖の模様の近接です。袖は水仙でした。

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写真2番目は模様の上半分の近接です。3つの水仙の花を見ると、いちばん下の花は、おそらくいちばん近景で花弁全体が刺繍で埋めてあります。真ん中の花は花弁の輪郭だけがあしらって(刺繍をして)あります。上の花は花弁の中の線だけあしらってあります。あしらいの量にメリハリをつけることで遠近感を表現しているんですねす。

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写真3番目は模様の下半分の近接です。水洗を包む熨斗紙は輪郭と水引にあしらいがしてありますが、輪郭のあしらいは輪郭を完全に括っているのではなく、下に部分だけ刺繍していません。節約しているわけではなく、完全に括らないことで絵が縮こまらないのでしょうね。

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写真4番目はもう片方の袖の模様の近接です。胸の菊は小菊でしたが、こちらは大輪の菊です。

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写真5番目はさらに近接です。花弁の先端は金銀糸で刺繍され陽光を反射しているように見えます。花芯のあしらいも赤に金が混じり輝いているように見えます。
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[ 2016/03/13 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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