第三千三百十八回目は、一の橋の付下げ「横段楽器」の帯合わせです。
今回の「横段楽器」は着る人の体に横段のライン現れるのが個性ですが、帯も横段で合わせて着物の模様にシンクロさせてみました。

いちばん上の写真は、織悦の袋帯「シャム印金段文」の淡い色を合わせてみました。織悦の段文は、袋帯のシリーズの中でいちばんリーズナブルな値段で、万能に使え、しかも上品という便利な帯です。

写真2番目は、織悦の袋帯「インドモール立木段文」の濃い色を合わせてみました。

写真3番目は、河村織物の「栄昌綴」シリーズの1本、「七宝段文」を合わせてみました。

写真4番目は、紫絋の袋帯「臈纈花鳥文」を合わせてみました。タイトルは「臈纈」ですが、実際には挟纈や刺繍など天平時代の染織品のモチーフがいろいろとコラージュされ、横段に配されています。

写真5番目は、龍村の袋帯「郁芳間道」を合わせてみました。これまで横段を試してきたので、縦縞である間道も試してみました。

写真6番目は、おび弘の袋帯を合わせてみました。段文も間道も合わせてみたので、最後は斜線を合わせてみました。これで直線は全部試したので、あとは曲線でしょうか。
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