龍村の袋帯「八橋螺鈿錦」の細部

第三千三百五回目は、龍村の袋帯「八橋螺鈿錦」の細部です。

今日は腹文の細部です。

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いちばん上の写真は腹文の近接です。帯の腹文の模様は、着物のマエミとオクミの模様と上下に並びます。着物のオクミとマエミは着物の模様のメインで、そこには作品の意味が込められていますから、腹文の模様との間に矛盾が生じることが多いです。この帯は重厚な作品で着物と合わすのは難しいように感じますが、腹文は波だけにして使いやすさに配慮をしているのです。いです。姿は、

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写真2番目は腹文のさらに近接です。

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写真3番目は拡大です。上の写真の位置とずれてしまいましたが、凝った部分です。

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写真4番目は腹文の端の方です。模様が徐々に消えていくという部分で、友禅であれば刷毛でグラデーションにするのでしょうが、西陣の織物では絵緯糸の表に出ている部分の比率を下げていくという方法で表現しています。

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写真5番目は上の部分の拡大です。波が点々になって消えていく部分を拡大するとこんな風に見えます。
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[ 2016/02/23 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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