2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11

龍村の名古屋帯「風華」の帯合わせ

第三千二百九十三回目は、龍村の名古屋帯「風華」の帯合わせです。

本来、名古屋帯はカジュアルとして小紋ぐらいまでの着物に合わせることが多いですが、龍村というブランドの力を借りてフォーマルにも使ってみます。今日は更紗を意識して、着物も更紗風でまとめてみました。

IMG_01121.jpg
いちばん上の写真は、野口の付下げを合わせてみました。実際に制作したのは岡本等さんです。更紗的な植物文ですが、華文に見える模様も合わせてあります。更紗、唐草、華文など模様の起源や日本への伝播はそれぞれですが、合わせると同じように見えてしまうこともありますね。

IMG_01081.jpg
写真2番目は、野口の付下げを合わせてみました。実際に制作したのは岡本等さんです。城か教会の窓から牧歌的な農村の風景が見えるというテーマで、窓が取り方の役割をしています。

取り方内部の模様は「窓から見える風景」ということになっていますから、模様は取り方をはみ出すことはありません。そのかわり、取り方の上に更紗風の植物文が絡めてあって、それは自由に伸びています。その植物文が取り方の間の余白を埋めて、各取り方を模様として連携させています。

IMG_01131.jpg
写真3番目は、花也の付下げを合わせてみました。小さな更紗裂を散らした飛び柄の付下げです。テーマは更紗でも、色は大人しげですし、更紗を意識せず軽い付下げとして着ても良いと思います。

IMG_01151.jpg
写真4番目は、花也の付下げを合わせてみました。全体の模様構成は、「額縁取り」といわれるもので、前姿(マエミ+オクミ)にⅬ字形に模様が配されています。袖については袖口を模様が一回転するようになっています。

IMG_01691.jpg
写真5番目は、北秀の裾模様の着物を合わせてみました。実際に制作したのは千ぐさです。私が象のワンポイント柄の着物としてつくったものですが、千ぐささんがおせっかいで、鹿や植物を付け加えたため、色留袖と誤解されるようなわけのわからない着物になってしまいました。

更紗の帯に対し、更紗と同じ産地で更紗を連想させる動物模様を合わせたもので、組み合わせとしては絶妙ですが、更紗を連想させるような象の着物というのはあまりないので、滅多にできないですよね。
スポンサーサイト
[ 2016/02/11 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/920-cb2738e6