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龍村の名古屋帯「風華」の帯合わせ

第三千二百八十八回目は、龍村の名古屋帯「風華」の帯合わせです。

今回の龍村の名古屋帯は、インド更紗の意匠が特長ですが、今日は地色の明るい黄色に着目し、着物も黄色の同系色で合わせてみたいと思います。今の織物の人気作家は、明るい黄色を良く使いこなしています。伝統的な織物の世界で明るい黄色と言えば、沖縄の福木や八丈島の苅安が黄色ですね。

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いちばん上の写真は、山口良子さんの首里織を合わせてみました。キンキンするほど輝くような黄色で、これが伝統的な福木による染かと思うと驚きますが、成功している草木染というのはこういうものなのでしょう。草木染しかなかった時代の人は、草木染らしい滋味な色で満足していたわけではなく、より鮮やかな色を目指していたのでしょうから。

この作品は、地糸が変化して紋織になる花織と、地に他の糸を差し入れる浮織を併用しています。花織も浮織も首里織の伝統的な技法です。

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写真2番目は、仲井間香代子さんのロートン織を合わせてみました。ロートン織は両段織や道屯織などと表記されます。経糸が浮く紋織ですが、裏表とも同じように経糸が浮いて両面そっくりなのが不思議な織物で、それが「両段織」という表記の意味だと思います。

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写真3番目は、大城広四郎の琉球絣を合わせてみました。格子の意匠ですが、沖縄では格子のことをグバン(碁盤)といいます。グバンの経緯が交わるところに絣を配するという凝った意匠です。

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写真4番目は、与那国花織を合わせてみました。グバンと花織を合わせた意匠の織物で、グラデーション表現が特長の美しい織物です。

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写真5番目は、山下八百子の黄八丈を合わせてみました。
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[ 2016/02/06 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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