一の橋の付下げ(実際の制作は安田)の帯合わせ

第三千二百八十回目の作品は、一の橋の付下げ(実際の制作は安田)の帯合わせです。

今日は名古屋帯で合わせてみます。付下げで使える織の名古屋帯といえば、カジュアルが基本である名古屋帯でありながらフォーマルっぽい雰囲気を持つものということですが、龍村と喜多川俵二がその代表でしょうか。

IMG_88341.jpg
いちばん上の写真は、龍村の名古屋帯「投壺矢」を合わせてみました。壺に矢を入れるという昔のゲームに取材したものです。単に矢をテーマにすれば殺生につながり茶事に使いにくいですから、着物や帯の模様で矢を描くときは、たいてい破魔矢とか鏑矢とか、人や動物に刺さらないものを描いているものです。

IMG_88361.jpg
写真2番目は、龍村の名古屋帯「花韻」を合わせてみました。花から音波が出ている意匠です。音波もちゃんと表現されていて、1つ間違えればアニメのようなすごい意匠ですよね。

IMG_88311.jpg
写真3番目は、喜多川俵二の名古屋帯「鳥襷丸文」を合わせてみました。鳥襷文は公家の装束にもある有職文ですね。

IMG_88131.jpg
写真4番目は、喜多川俵二の名古屋帯「小牡丹唐草」を合わせてみました。牡丹唐草は名物裂の代表のような文様で、これは牡丹の花の小さいものですね。

IMG_88141.jpg
写真5番目は、喜多川俵二の名古屋帯「厳島華文」を合わせてみました。平家納経に取材したものですね。
スポンサーサイト
[ 2016/01/29 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/907-8ea1eb0e