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龍村の袋帯「王朝華映錦」

第三千二百五十九回目の作品として、龍村の袋帯「王朝華映錦」を紹介します。

振袖にも使えそうな華やかな袋帯を紹介します。鎧のモチーフといえば高島屋の「龍村平蔵」ブランドの「威毛錦」が有名ですね。これも手織りの高級バージョンなので、高島屋の販売チャネルに抵触しないように企画された帯なんでしょうね。

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いちばん上の写真は、模様の一回りです。六通の帯で、この模様が繰り返しています。龍村のばあい、振袖での使用を意識した華やかな帯は六通、それ以外の帯は「お太鼓と裏太鼓と腹文」という構成になっています。裏太鼓は、お太鼓とほぼ変わらないですが、金糸の分量が少ないなど微妙に地味になっています。

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写真2番目は、帯の幅を写真の幅として撮ってみました。

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写真3番目は、別の場所を帯の幅を写真の幅として撮ってみました。写真2番目と3番目で、ほぼ模様一回りになります。

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写真4番目はタイトル部分です。

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写真5番目は品質表示です。絹は80%と低め、指定外繊維(紙)は13%と高めです。「紙」は金箔の裏の和紙ですから、引き箔を多用した高級品と予想されますね。世間の常識では絹は高級品ですが、本物の引き箔の糸はもっと高級品です。ポリエステルフィルムも4%使っているので、普通に金色に光るだけでなく、青や紫にも光るでしょう。レーヨン3%はその芯糸でしょう。

たとえ実物を見なくても、このような数字を見るだけで、本金の上品な輝きとともに青や紫にも光るという高級感と華やかさを同時に持った帯だろうと想像できます。引き箔の糸やポリエステルフィルムはじっさいにどのように使われているのか、明日は近接と拡大の写真で確認します。
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[ 2016/01/08 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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