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花也の地紋を生かした付下げ

第三千二百三十七回目の作品として、花也の地紋を生かした付下げを紹介します。

もともとは地紋のみの絵羽の着物として制作されたものです。反物の指示された場所で裁断すると、訪問着のように地紋がつながる着物になるというものでした。それがそこそこ売れたので、今回、その派生型として、地紋の一部を糊糸目の友禅で加工した着物が作られました。地紋は訪問着のように全体の絵羽になっていますが、そのうち、マエミ、オクミ、袖など主要は部分だけ友禅してあります。

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いちばん上の写真は、反物の袖になる部分です。上下両端に顔があるトランプの人物のように、両端に先端がある樹木のような模様が描いてあります。この樹木の中央で裁つと、両袖に立木模様が現れます。

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写真2番目は、片袖です。片袖の一方だけに刺繍(あしらい)があります。普通は外側にします。

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写真3番目は、もう片方の袖です。こちらは刺繍はありません。袖の加工に重軽の差があるときは、重い方が右手の外側ですね。

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写真4番目は、反物のマエミになる部分です。非常に長い樹木模様になっています。裾から始まって、帯下になる部分もおはしょりになる部分も突き抜けて胸までつながるからです。そして膝辺りと胸辺りの2か所に刺繍があります。

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写真5番目は、オクミと衿になる部分です。これも両端に先端がある樹木のような模様が描いてありますが、中央に裁ち位置の印しがあります。刺繍のあるところがマエミと並ぶオクミの模様の先端です。

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写真6番目は、前姿(マエミ+オクミ)です。オクミの先端の刺繍とマエミの中ほどの刺繍が出会います。
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[ 2015/12/17 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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