藤井絞の名古屋帯「神坂雪佳の金魚(金魚玉)」の帯合わせ

第三千二百三十五回目は、藤井絞の名古屋帯「神坂雪佳の金魚(金魚玉)」の帯合わせです。

昨日までは織物で合わせましたが、今日は染物で合わせてみます。生地は普通の生地で人映仕立てて、4月の急に暑くなった日から、6月までの間に着るという設定です。

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いちばん上の写真は、野口の着尺を合わせてみました。宝尽くしと鮫小紋の市松模様です。この絵は、「金魚玉」と言われる球形でぶら下げる金魚鉢を描いたものだろうと思いますが、時代劇なら大名の道楽の宝物かな。ついでに鮫と金魚のアンバランス。

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写真2番目は、野口の着尺を合わせてみました。着物の模様を金魚と意味的に合わせるとしたら、波か流水か泡ですが、あまりまとまりすぎてもつまりません。これはアールヌーヴォーのような曲線模様ですが、波にも見えるかな、というところ。かするぐらいの意味の共通性を狙ってみました。

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写真3番目は、千切屋治兵衛の着尺を合わせてみました。単衣にも使えそうなさらっとした紬地で、模様としては金魚と当たり障りのない竹の市松模様です。

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写真4番目は、野口の着尺を合わせてみました。淡い多色の格子ですが、着物も帯も地色は淡いどうしで、赤い金魚だけが浮かび上がるという視覚効果を狙ってみました。

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写真5番目は、復刻版の銘仙の着尺を合わせてみました。織物ですが、多色の具象模様なので、視覚効果としては型友禅と同じと言うことで選んでみました。金魚というテーマは大正好みのイメージがあるので、同じくレトロな銘仙と合いますね。合いすぎて古着マニアと思われてしまうかも。
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[ 2015/12/15 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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