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斉藤頴、光司兄弟の舘山唐桟の帯合わせ

第三千二百二十七回目は、斉藤頴、光司兄弟の舘山唐桟の帯合わせです。

今日は、青戸柚美江さんの出雲織の名古屋帯を合わせてみました。

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いちばん上の写真は、出雲織の名古屋帯「白絣」を合わせてみました。白地に藍染の濃淡の格子で、爽やかな配色です。格子の交わるところは、普通は経緯の色糸が交わって色が濃くなるのですが、ちょうどその部分を白地の絣にしています。

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写真2番目は、出雲織の名古屋帯「茶綿絣」を合わせてみました。茶色は染めているのではなく茶木綿を使っています。茶色の木綿なんてあるのかと思ったら、ネットでも茶木綿の種子というのが売っているんですね。

もともと茶色の木綿を藍染しているわけですが、経緯とも藍染していない部分、緯糸だけを藍染している部分、経緯ともに藍染している部分の3通りだけでこの模様ができているんですね。数学の図形の問題を応用したパズルみたいなもので、よく年寄りができるなあと感心してしまいます。

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写真3番目は、出雲織の名古屋帯「矢車文」を合わせてみました。

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写真4番目は、出雲織の名古屋帯「格子縞絣」を合わせてみました。縞と格子と絣があるのでタイトル通りですね。あまり意味のないタイトルですが、実際の作品は地色の藍も、絣で生まれる濃淡も美しいです。

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写真5番目は、出雲織の名古屋帯「木綿の帯地(タイトルなし?)」を合わせてみました。珍しくタイトルの無い作品です。「木綿の帯地」が唯一のタイトルなのか、それとも付け忘れたのかわかりません。黄色と藍のコントラストも良いものですね。

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写真6番目は、出雲織の名古屋帯「白地に力」を合わせてみました。濃淡2種類の藍の色が面を構成するグラフィックデザインみたいな意匠です。このようなデザインは、白はくっきりした白であるべきと思うのですが、この作品では白地の部分にかすれたような藍色が付いています。計算された絣で作品の一部なのか、ミスなのかわからない雰囲気ですが、これがタイトルの「白地に力」の意味なんでしょうね。
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[ 2015/12/07 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(2)

今回素敵な着物と帯合わせ!欲しくなります。
粋な着物は似合わないのですが。
木綿はいいですね。手頃で可愛いげのあるものがもっと増えることを願います。
[ 2015/12/08 10:57 ] [ 編集 ]

紺仁の片貝木綿で十分な気が

私も木綿の縞のような着物は好きなのですが、手織りも機械織りも区別がつかないので、紺仁の片貝木綿で十分な気もします。手頃で可愛いげのあるもの、ということですね。
[ 2015/12/11 16:54 ] [ 編集 ]

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