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花也の付下げ「サンテティエンヌリボン」の細部

第三千二百七十三回目は、花也の付下げ「サンテティエンヌリボン」の細部です。

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いちばん上の写真はマエミの近接です。この刺繍の意匠が、サンテティエンヌのリボンのデザインに取材したものだと思います。植物文でしょうが、種類は分らないですねえ。

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写真2番目は、オクミの近接です。花はスノードロップでしょうか。実際に似ているというよりは、ガレやドームナンシーに多いですから。

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写真3番目は、袖の近接です。袖にもかなり豪華に刺繍してあります。色も濁りの無い明快な色で、モダンというかフランス刺繍風というか、現代のユーザーの好みをよく考えていますね。

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写真4番目は、マエミのオクミの縫い目辺りです。リボンが接近する部分ですね。紐状のモチーフは、形を自由に変えられるので、作者の意図により意匠の自由度が大きいわけですが、この作品では、リボンは折れても重ならないし、交差もしないし、輪になることもありません。

「七色の谷をーこえて」という歌では、リボンは「輪になって、輪になって」という展開をしていきます。たいていの人はリボンは輪になるイメージのはずですが、この作品では輪になるどころか、かなり直線っぽいところもあって、緊張感を保っています。そのためにかわいい色やデザインでも、通俗的にならない感じですね。
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[ 2015/11/23 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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