花也の付下げ「サンテティエンヌリボン」

第三千二百七十二回目の作品として、花也の付下げ「サンテティエンヌリボン」を紹介します。

花也の作品といえば、糊糸目の美しさを競う作品がメインのイメージですが、これは刺繍をメインにした作品です。タイトルから、伝統の京繍ではなく、フランス刺繍のデザインを意識した作品だとわかります。サンテティエンヌは、フランスの中部ロワール県の県庁所在地です。フランスで初めてリボンが織られた地であり、日本に初めて輸入されたリボンもサンテティエンヌ製だったそうです。

紐状のモチーフは、能装束の桂帯を名乗ることもありますし、単にテープ模様ということもありますが、着物の意匠としては自由に形を変えられるところが良いですね。長く伸ばして体をグルグル巻く意匠にしても良いですし、直線の斜線にしても良いです。あるいは縛ったり丸めてしまうこともできますね。

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いちばん上の写真は、前姿(マエミ+オクミ)です。

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写真2番目は後姿です。前姿の写真の右端が、後姿の写真の左端につながります。

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写真3番目は、下前の写真です。後姿の写真の右端からつながります。

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写真4番目は、袖の写真です。

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写真5番目は、もう片袖の写真です。




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[ 2015/11/22 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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