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藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」の帯合わせ

第三千二百七十一回目は、藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」の帯合わせです。

今日は紅型の着尺に合わせてみます。紅型は、もっとも帯合わせしにくい着物だと思うので、このブログでは常に「紅型に合いやすい帯」を探しています。今回の帯は、模様の周りに余白があり(しかも彩色である黒)、模様は原色で存在感がありつつシンプル、と紅型に合う条件がそろっているので、期待しています。

元々、なぜ紅型の帯合わせが難しいかといえば、まず模様が多色で余白が無いからです。帯の模様とつながってしまうんですね。普通は、織と染であれば織の方が存在感があるため、その質感の違いから帯と着物の模様がつながってしまうということはないのですが、紅型の模様は染料ではなく顔料なので存在感があり、織と差が付きにくいのです。

無地の帯なら良いのですが、織というのは模様表現に技術もコストもかかるので、無地の帯というのは安いものであることが多いのです。値段が安いから悪いという発想は下品で幼稚ですが、もともと人というのは下品で幼稚なものです。紅型はとても高いものであるため、人はどうしてもアンバランスな感じがしてしまうんですね。

というわけで、紅型に合う帯は、存在感のある模様があるが、その周りに余白があって紅型の模様と直接接しないものということになります。本場の沖縄の人はどうしていたの?という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょうが、伝統的な琉装は帯は使わないので、参考にならないのです。

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いちばん上の写真は、城間栄喜の紅型の着尺を合わせてみました。

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写真2番目は、城間栄順の紅型の着尺を合わせてみました。

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写真3番目は、藤村玲子の紅型の着尺を合わせてみました。

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写真4番目は、知念貞夫の紅型の着尺を合わせてみました。
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[ 2015/11/21 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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