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藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」の帯合わせ

第三千二百七十回目は、藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」の帯合わせです。

今日は小紋(染の着尺)を合わせてみます。

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いちばん上の写真は、野口の更紗の着尺を合わせてみました。余白の全くない多色の縞更紗で、帯合わせしにくい着物の1つです。帯の模様が、シンプルでありながら原色で存在感があって、しかも余白もありますから、着物の個性と正反対で、良く拮抗しています。

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写真2番目は、野口の格子の着尺を合わせてみました。手描きのように見えるよろけ格子で、地味というより粋、このような着物は帯合わせしやすいですよね。江戸の粋を思わせる茶、鼠、紺の配色の着物に、原色の帯という本来合わない色の合わせですが、まあでも何とかなっている、というところでしょうか。

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写真3番目は、野口の四角い取り方の飛び柄着尺を合わせてみました。取り方の内部の模様は、七宝文や型疋田などです。四角い模様の着物に半円型の模様の帯の組み合わせです。形の違いは救いですが、合っているような気はしないし、この帯は染めどうしでは難しいのかなあという気がしてきました。

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写真4番目は、野口の吹寄せの着尺を合わせてみました。伝統的な吹寄せ模様に対し、徹底的に逆らう帯合わせですね。合っていると思う人はいないでしょうねえ。

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写真5番目は、千切屋治兵衛の源氏香の着尺を合わせてみました。これも伝統模様で、色や形が合っているとは思いませんが、四角と半円の形の違いは救いだし、外人が見ればどちらも幾何学模様の組合わせで、意外に許されるかもしれませんね。
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[ 2015/11/20 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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