藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」も帯合わせ

第三千二百六十七回目は、藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」も帯合わせです。

この帯に合う着物は、紬か小紋ですね。さすがにフォーマルには使えません。帯合わせをする際に考えることは2つ。まず色で、模様に使われているショッキングピンク、紫、茶色の3色のいずれかに同調させるか、全く関係なくするかです。形については、帯の模様はグラフィックのようなデザインですから、それに合わせて着物もモダンな模様にするか、全く関係なく伝統的な模様にするかですね。

今日は、模様に使われているショッキングピンク、紫、茶色の3色を意識した帯合わせをしてみます。

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いちばん上の写真は、佐藤トシさんの南部紬を合わせてみました。岩手の紫根で先染めしたものです。山菜採りの人に依頼して地元の山で採取したものですが、1年分では足りず、5年かけて糸を染めて織っています。仕入れて10年以上経ちますが、まだ桐箱の中で漢方薬のような匂いがしています。本物の証拠ではありますね。

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写真2番目は読谷花織を合わせてみました。地色が紫で、浮織の糸は朱、ピンク、黄色です。

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写真3番目は、佐藤トシさんの南部紬を合わせてみました。茜と玉葱で先染めしたものです。綺麗すぎるピンクで売りにくいのですが、色合わせに使ってみました。

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写真4番目は、大城永光の琉球絣を合わせてみました。縞に伝統的な模様単位である絣を合わせた「綾の中」と言われる意匠です。臙脂の地色です。赤系は売りにくいですが、こういう時の色合わせには使えますね。

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写真5番目は、牛首紬を合わせてみました。錆朱のように見えますが、実際はもう少し濃く赤紫のような色です。今回は原色のような帯の色と草木染の優しい着物の色のバランスのためか、デジカメの色の調整が難しいです。

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写真6番目は、大城カメの琉球絣を合わせてみました。帯の模様の茶色に合わせています。縞と模様単位による片身替わりになっています。
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[ 2015/11/17 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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