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藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」

第三千二百六十六回目の作品として、藤井絞の名古屋帯「ビーンズ」を紹介します。

最初からビーンズを描こうと思って絞ったわけではなく、幾何学的なデザインを絞っていて、後になって「ビーンズ」という設定にしたということのようです。直線と半円形から成るシンプルなデザインですが、絞りという技術の特性を考えるとかなり難易度の高いものだと思います。

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いちばん上の写真はお太鼓です。半円形の綺麗な孤、直線、直線の色分け、絞りにとっては難易度の高いことの連続です。絞りの工程を思い浮かべると、ビーンズ内部の直線で色が変わっているところなど、どうやって絞っているんだろうなんて考えてしまいます。よくある辻が花の花模様なんて、きっとこれに比べれば簡単なんだろうなあ。

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写真2番目は、腹文です。

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写真3番目以後は近接で、あちこち適当に撮ってみました。型染で作ればいちばん簡単な模様ですよね。型染との違いはどこか、と考えれば、模様の輪郭線です。型染であればくっきり単純な線ですが、絞りであれば微妙な凹凸やグラデーションができるわけです。

その細かなポイントのために値段が数倍になっているので、その価値を認めるのでなければ、型染で安く作れば良いということになりますね。

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オレンジ色のハートのような形の凹部は細いところまでくっきりしています。絞りで表現していると思えば驚きますね。
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[ 2015/11/16 ] 絞り | TB(0) | CM(0)

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