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龍村の名古屋帯「バティック」の帯合わせ

第三千二百二十一回目は、龍村の名古屋帯「バティック」の帯合わせです。

昨日は、同系色の青をテーマにして合わせてみました。今日はいろいろな色を試してみたいと思います。

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いちばん上の写真は、白鷹紬を合わせてみました。白鷹町の織物は、経産省の伝産マークでは置賜郡の紬の1つという分類になり、白鷹お召が有名です。本塩沢によく似た織物ですね。これは、その白鷹町で作られる真綿の紬です。塩沢にお召の本塩沢と真綿の塩沢紬があるように、白鷹町にも両方あるのでしょう。表示によると糸は手紡ぎ真綿だそうです。色はベージュですが、いちばん合いやすい色ですね。

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写真2番目は、読谷花織を合わせてみました。青い色の帯に対し、紫の着物という変化球を投げてみました。読谷花織というのは、生地に対し、別の糸を差し入れる浮織ですから、地色と差し入れる糸の色の配色が作品の魅力を決めるといえます。この読谷花織のばあいは、補色の黄色、同系濃淡に見える藤色っぽいピンク、オレンジの3色が入っています。補色と同系色を両方入れることで、地色の紫がより奥深くなっています。

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写真3番目は、山口良子の首里織を合わせてみました。地に別の糸を差し入れる浮織と、地の糸が変化して紋織になる花織の両方を使った作品です。鮮やかな黄色ですが、染料は福木です。手紡ぎ糸で手織りされた生地に光沢があって、福木の黄色が鮮やかに見えるのだと思います。

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写真4番目は、大城永光の琉球絣を合わせてみました。年輩者もお洒落に見える配色を考えてみました。

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写真5番目は、弓浜絣を合わせてみました。普通の弓浜絣は、模様の緯糸を防染して藍甕に浸けますが、この作品は、模様でないところの緯糸を防染して藍甕に浸けたものですから、反転した模様になります。ますがから、藍色地に中間色の模様の着物になります。地色は防染して染めていない緯糸と藍で染めた経糸の組み合わせで、中間的な藍色になっているはずですが、青い色の帯と合わせると、色は合っていますが、意外とつまらないなあという印象です。
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[ 2015/10/02 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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