千切屋治兵衛の絽の着尺の帯合わせ

昨日から在庫処分会のダイレクトメールをお送りしています。網羅的な顧客名簿というものを作っていないため、受信トレイに残っているメールに対し返信として適当にお送りしていますから、届いていないという方もいらっしゃるかもしれません。まあ、気になさらないでください。

なお、当社からお送りしたメールの中に「お暇がありましたら(ないと思います)」という文面があるばあいがありますが、それは今年めでたく双子の赤ちゃんを出産された方に送ったメールが混入したものです。遠慮せず中身をご覧ください。

第二千五百十四回目は、昨日紹介した千切屋治兵衛の絽の着尺の帯合わせです。

昨日紹介した疋田繋ぎの縞の着尺に帯合わせをしてみます。帯はその前に連続して紹介した4種類の絽の塩瀬の名古屋帯を使います。繊細な糸目友禅の作品が2本、一見大味な単純な構図の作品が2本ですが、着物が縞ですっきりしていますから、どちらでも合いますね。

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いちばん上の写真は、「月に風鈴」を茶色の縞に合わせてみました。帯の地色が水色なので、茶色との配色はきれいです。縞や格子といった意匠はすっきりしていますがストーリー性に欠けますから、帯でストーリーを足してやると良いですね。

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写真2番目は、「萩と芒」を茶色の縞に合わせてみました。わずかにピンクがかった白茶なので、着物の焦げ茶色とははっきりした明暗のコントラストを持ちつつも、色自体はよく馴染んでおり、メリハリと調和を両立した理想的な配色と言えます。(残念ながら写真ではピンク気味の帯の地色が良く分からない。)

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写真3番目は、「雲」を茶色の縞に合わせてみました。単純でストーリー性に欠ける雲の帯ですが、さらにストーリー性のない縞の着物に合わせると、「雲」に十分なストーリー性を感じるようになります。やはり相対的なものなんですね。

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写真4番目は、「波」を茶色の縞に合わせてみました。帯合わせの基本は、着物が薄い地色の場合は濃い地色の帯、着物が濃い地色の場合は薄い地色の帯でメリハリを演出することだと思いますが、この写真のように地色の濃い色どうしの帯合わせは、着物の熟練者っぽい感じがします。

ではこの帯を、水色地の着尺の方に合わせたらどうなんだ、その方がメリハリがあって基本だろうというところですが、容量に余裕があるfc2だけの特典としてお見せします。

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写真5番目は、水色地の縞と「雲」の帯の組み合わせです。帯の周囲が水色(空色)なので、空に雲が浮かんでいるような演出になります。

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写真6番目は、着物が薄い地色で帯が濃い地色いう基本のメリハリ演出の帯合わせになります。濃い色どうしに比べて、一般人っぽくなりますね。
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[ 2013/10/21 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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