千切屋治兵衛の飛び柄の着尺(小紋)

三千百七十八回目の作品として、千切屋治兵衛の飛び柄の着尺(小紋)を紹介します。

昨日まで紹介していた一の橋のよくわからない帯は、訪問着に合わせることも可能だと思いますし、やりがいのあるテーマですが、カメラが故障してしまったので別の機会にします。カメラが急に動かなくなったので、諦めつつも念のためメーカーのホームページを見たら、なんとメーカーに責任があって保証期間を過ぎていても無償で直してくれるとのこと、電話をしてみたらすごく誠実な対応で驚きました。

というわけで、しばらくはたまたま撮り溜めしてあった写真を使います。カメラが帰ってきたら、あの妙な帯の帯合わせの続きをお見せします。 

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いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ったものです。更紗模様は3種類で、それが繰り返しているわけですが、写真で見る通り、模様は結構大きく、模様どうしの間隔も結構大きいです。

理想を言えば、マエミに模様が2個出て、その間のオクミに1個の合計3個模様が出たら素晴らしいですね。さらにオクミの模様はマエミの2つの模様の中間より少し上が良いです。でも着る人の身長はさまざまで、身長が十分に高くないとマエミに模様が2個出ないかもしれませんね。しかし身長が高い人は反物の尺に余裕がないため、オクミの模様の位置の調節ができません。飛び柄の着物の仕立ては、着る人というよりも、仕立て屋さんにとって茨の道なんです。

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写真2番目は、模様の近接です。大きな模様はデザインに自由度があって絵画的にも魅力があります。しかし、大きな模様は大きな余白を伴いますから、仕立て易いか、着姿はどうかまで考えると、諸刃の剣でもあります。なぜ大きな模様は大きな余白を必要とするのかと言われそうですが、大型獣は生きていくための縄張りが広いのと同じですね。

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写真3番目は、模様の近接です。

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写真4番目は、模様の近接です。
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