三千九十九回目は、花也の単衣から夏の染め帯の細部と拡大です。

いちばん上の写真は、撫子の花の近接です。

写真2番目は上の写真の3つの撫子のうちの刺繍の有る花の拡大です。生地が胡粉仕上げであること、金彩の細い線はきれいですが、拡大してみると手描きの凹凸がはっきりわかって、あまりきれいなものではないということ、金糸の刺繍はすごく繊細で美しいものだということがわかりますね。

写真3番目は紗のような組織の部分の拡大です。作家モノの織物みたいですが、普通に生地として織れてしまうんですね。金彩が頼りなげに乗っています。

写真4番目は花織のような組織の部分の拡大です。これも作家モノの織物みたいですね。
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