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花也の付下げ「波に千鳥」

三千九十三回目の作品として、花也の付下げ「波に千鳥」を紹介します。

多摩ケーブル時代のブログで紹介したことがある付下げです。千鳥が同じなので、同じ下職さんによってつくられたのだと思います。昨年か一昨年に制作されたものなので、今回のような「千鳥」の着物に波を加えたのではなく、「波に千鳥」の着物から波を抜いて、今回の「千鳥」ができたということです。つまり着物の意匠は、写生からスタートして必要なものを足すのではなく、伝統文様からスタートして余分なものを省くのだとわかります。

波の有る無しで、立派な古典柄から趣味的な着物になるわけで、着る場も変わりますね。

kakonochidori1.jpg
いちばん上の写真は、前姿(マエミ+オクミ)です。千鳥は9羽ですから、こちらの方が多いですね。全部、左を向いて飛んでいます。波の形から風にの向きがわかりますが、風に向かって飛んでいるようですね。公式な場に出る着物の模様は、本来倫理的なものですから、模様の鳥は向かい風に逆らって飛ばなくてはいけませんね。

kakonochidori2.jpg
写真2番目は後姿です。千鳥は5羽ですから、やはりこちらの方が多いですね。

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写真3番目は近接です。

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写真4番目は近接です。
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[ 2015/05/25 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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