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花也の付下げ「流水に丸紋」の帯合わせ

第三千五十二回目は、花也の付下げ「流水に丸紋」の帯合わせです。

今回の付下げは、生地に地紋があります。数日前の模様を近接で撮った写真を見ていただくとわかるのですが、地紋と言ってもよくある古典模様みたいな地紋では無くて、市松のような幾何学模様のような地紋です。この生地は触った感じが縮緬より薄いわりにしっかりしていて、しゃきっとしているので、単衣に兼用できそうです。  

模様についても、四季花とは言いながら萩や楓は単衣用にも良く使われますし  そこで、6月とか9月を想定し、龍村の夏帯の袋帯を合わせてみました。 龍村の夏帯の袋帯というのは、一応組織としては絽なのですが、けっこう地厚で盛夏だと暑そうなので、単衣でも良いような気がします。

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いちばん上の写真は、龍村の絽の袋帯「古伊万里扇」を合わせてみました。青磁と染付を併用した鍋島の逸品の大皿の縁の部分を重ねた意匠です。古伊万里と言っても、その中でもっとも貴重で高価な官窯である鍋島をテーマにしたものです。工芸として完成されているものを、さらに織物という別の工芸で写しているわけで、妙な気もしますが、鍋島+龍村というのも成り立つわけですね。

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写真2番目は、龍村の絽の袋帯「水衣若松文」を合わせてみました。黒地に銀糸で水の流れが表現され、ギラギラする水面が結構個性的です。

初代平蔵には黒地に銀糸の流水だけのもあるということで、最近持っている方に見せてもらいました。この作品は若松がメインになって、ギラギラ水面が背景になっているので、初代のギラギラ水面が主役のものより一般に親しみやすくなっていると思います。

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写真は、龍村の絽の袋帯「彩簾文」を合わせてみました。簾だけというテーマは珍しいかもしれませんが、お太鼓の意匠だけ見れば、間道のバリエーションとも言え、じつは結構使いやすいのです。
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[ 2015/04/14 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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