2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09

野口の着尺

第三千二十九回目の作品として、野口の着尺を紹介します。

焦げ茶色地で単彩の曲線模様の着尺です。

IMG_3652.jpg
いちばん上の写真は、反物の幅を写真の幅として撮ったものです。曲線模様をたどっていくと、2mぐらいごとに同じパターンが出て繰り返すので、長大な長さの型紙を使っていることがわかります。着物として仕立てた場合は、上下が帯で区切られますし、2mごとに繰り返しているということを確認できる人はいないでしょうから、その意味では訪問着と一緒ですね。

型紙の上端と下端は同じ位置で曲線模様が終わるようにデザインされています。そのため型を置き換えた場所に型継が発生せず、無限に曲線がつながっていくように見えるんですね。

IMG_3653.jpg
写真2番目は近接です。生地には幾何学模様のような地紋があります。このような余白の多い図案では地紋の有無は重要ですね。花柄ではぶち壊しですし、古典柄でも作品の趣旨が違うかも…というわけでやはり幾何学模様しかないわけですね、しかも市松のような直線模様です。
スポンサーサイト

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/594-68d22139