2017 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 11

一の橋の付下げ「墨色地金彩霞に宝尽くし」を斜めから撮ってみる

第三千二十一回目は、一の橋の付下げ「墨色地金彩霞に宝尽くし」を斜めから撮ってみます。

刺繍が友禅に対して優れているところの1つは、立体性だと思います。刺繍の技法には、金糸の駒繍のように立体性の高いものもありますし、菅繍のように生地の緯糸に密着させて立体性を消したものもあります。刺繍作品には、意匠や配色だけでなく、立体性も作品の中に取り込んでいく作り方をしているものもありますね。

IMG_4836.jpg
IMG_3464.jpg
IMG_3469.jpg
IMG_3467.jpg
IMG_3466.jpg

スポンサーサイト
[ 2015/03/13 ] 繍箔 | TB(0) | CM(2)

溜め息の出るような美しい刺繍ですね~。立体的でありながら突出してなくて、美意識の高さを感じます。技術の確かさも。浮遊するイメージで軽やかさもありますね。
大正時代に貴人から拝領した小袖を間近で見せていただいたのですが、総刺繍でした。遠目で見ると裾模様は刺繍、ほかの部分は友禅に見えました。重苦しい感じがなくて、裏側も綺麗でした。
私もアンティークの絽の訪問着に五つ紋が入ってるので上から遊びの紋を刺繍してみようと思います。
[ 2015/03/14 10:10 ] [ 編集 ]

実験良いですね

私は染織文化の中でもっとも難易度が高いのは刺繍ではないかと思っています。その一方で、素人が手軽に始められるのもまた刺繍です。友禅や西陣織のように分業工程もないですし、高価な織機を買う必要はないですしね。技法も基本から応用まであるので、自分が初心者なら基本技だけすればいいのですし、複雑な技を使っているかどうかなど芸術性には関係ないことですし。だから、機会があればその人なりのレベルで創作に挑戦してみるのが良いと思います。
西陣の織物のように、高度なシステムからしか生まれてこないものは、世間の価値観や経済状況の変化によって絶滅する可能性もあります。それに対し刺繍文化は個人が趣味で続けられるので絶対に滅びるということはありません。しかし、倉部さんのような職人が人生の全部を費やさないとできない作品は存在しなくなる可能性が高いです。
そこで、刺繍作品を仕入れるときの心がけですが、着物全体が刺繍で埋め尽くされるような作品でも、根性だけで作ったようなものには関わらないことです。倉部さんのように、量は少しでも「素人の器用な人」ではできないものを買っておくことですね。
[ 2015/03/17 01:46 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/586-620961ed