千切屋治兵衛(中井淳夫)の訪問着の帯合わせ

第二千九百七十回目は千切屋治兵衛(中井淳夫)の訪問着の帯合わせです。

今日は色をテーマに帯合わせをしてみます。

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いちばん上の写真は、捨松の手織りの袋帯を紹介します。「帯屋捨松」のロゴのない高級バージョンです。地はピンクと白の段替わりになっていて、模様は金糸の牡丹唐草です。ピンク地の着物に対して、ピンクのグラデーションの帯という組み合わせです。

同色のグラデーションというのは、目立たないしメリハリがない感じですが、ちょうどそこに金糸の模様があって、それがほどほどのメリハリになっています。

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写真2番目は、北秀が製作した塩瀬地に金加工と金糸の刺繍の袋帯です。ピンク地の着物に対してグレー地の帯という組み合わせです。ピンクとグレーという配色は定番ですが、帯のグレーは墨絵風の桜の同系色でもありますから、2重のマッチングですね。

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写真3番目は、龍村の袋帯「騎馬陶楽錦」を合わせています。ピンク地の着物に対し、強い黒というメリハリの効いた帯合わせです。しかし黒は、墨絵風の桜の同系色でもあり、同系の結びつきも感じますから帯が浮くということはないですね。

模様については、桜の時期に桜の着物を着るからには、他のあらゆる模様は邪魔ということで、むしろ思い切り関係のないものにしてみました。

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写真4番目は、龍村の袋帯「錦秀遺宝錦」を合わせています。ピンク地に墨色だけという単彩主義の着物に対し、地色は金で模様は多色という華やかな帯を合わせてみました。墨の単彩vs多色で華やかという対比的な組み合わせです。
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[ 2015/01/21 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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