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千切屋治兵衛(倉部さん)の訪問着の細部と裏側

第二千九百五十二回目は、千切屋治兵衛(倉部さん)の訪問着の細部と裏側です。

今日は斜めから撮ってみました。刺繍は多少の立体性があるので、いつもと違う視覚的効果が得られるかなあというところ。

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いちばん上から3番目の写真まで、適当な箇所を斜めから撮ってみました。地色はこの写真では紫っぽく見えますが、実際には焦げ茶色です。金色と焦げ茶色はくっきりしつつ同系色のようでもあり、とても相性が良いです。社会的な立場が全く違っても根底の性格が似ているコンビみたいですね。

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正面から見ると、金糸の刺繍と金描きの線の区別がわかりにくかったのですが、斜めから撮ると立体性の有無でよくわかります。四角い模様や丸い模様の外側の枠の線は金描きですね。

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模様の枠内の一部は薄く金彩されています。それによって金糸の刺繍と地色との間にグラデーションが生じています。金糸の色と地色の焦げ茶色の間に、くっきりしたところとグラデーションのところが偏在することで、作品に立体感を与えています。

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写真4番目は裏側です。刺繍作品を買うときは、裏を見ると良いです。私はこういうのを見ると美しいなと感じてしまいます。

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写真5番目は裏側の近接です。金糸の端のほつれたところを見ると、本金糸かポリエステルのフィルムを巻いた糸か、などの情報が得られます。
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[ 2015/01/03 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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