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11月22日の東京の刺繍の帯の帯合わせの続き

第二千九百三十一回目は、11月22日の東京の刺繍の帯の帯合わせの続きです。

刺繍だけでいろいろな種類の鳥を表現した名古屋帯を紹介していたとき、染の小紋の帯合わせをした後、紬とも合わせてみようと思っていましたが、忘れていたので、今日、合わせてみました。このような趣味的な帯は紬と合わせるのが基本で、たまたま加工が友禅でななく刺繍なので、友禅柄の小紋にも合わせてみようというのが、その次ですね。

以前紹介したときは、野口の着尺などに合わせ、「その次」の帯合わせだけをして基本はしなかったので、今日はその埋め合わせです。この帯は、今後紹介する、うちの長女の振袖の基本になった作品でもあるので、お付き合いください。

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いちばん上の写真は、新田機業の紅花紬の、明るい色の縞と合わせてみました。黒地の帯というのは使い勝手が良いので、粋な紬にも、ほんわか系の紬にも合わせてみようと思っていますが、まずほんわか系です。「紅花」のイメージどおりのの綺麗な紬ですが、ピンクとベージュにグレーが加わることで大人も着られる雰囲気ですね。ほんわかな感じがするのは、ピンクが入っているからだけではなく、縞の各色の境界がグラデーションになっていて、くっきりしていないからです。

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写真2番目は、かつての無形文化財である結城紬の、くっきりとした縞を合わせてみました。濃紺と薄いグレーのコントラストの強い太い縞、さらに結城紬という素材からくる、男性的なきりっとした縞です。今の言葉で言うとこういう雰囲気は「強め」っていうんですよね。イラストっぽい鳥は、「強め」を緩和する役目をしています。

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写真3番目は、山下八百子の黄八丈を合わせてみました。黄色と黒の組み合わせは、自然界では蜂とか蛇とか毒をもつ動物にありがちな配色ですよね。実際にはとてもきれいですし、帯合わせとしては、みんなが一度はやってみたい配色ではないでしょうか。この場合も、イラストっぽい鳥が個性を緩和する役目をしています。

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写真4番目は、読谷花織の着尺を合わせてみました。黒地で、浮織の糸が浮いている割合が少ない、現実に着易い着物だと思います。今回は黒地の着物に黒地の帯、というテーマで合わせてみました。

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写真5番目は、小川内瀧雄の久留米絣を合わせてみました。重要無形文化財の要件を満たすものです。今回は藍染の木綿の絵絣に合うか試してみました。まあいいかな、というところ。

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[ 2014/12/13 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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