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三勝の浴衣の帯合わせ

第二千八百九十八回目は三勝の浴衣の帯合わせです。

浴衣の帯合わせを真面目に論じるべきか迷うところですが、訪問着や付下げと同じような気持ちで帯合わせをしてみました。なぜ真面目に論じるべきでないと思うのか、それは浴衣と帯の寿命の違いです。浴衣の帯として最もふさわしいのは、正絹の単衣の4寸幅の博多帯ですが、とても丈夫で、50年ぐらい前のものでも普通に使えます。一方の浴衣は数年でへたってきますよね。だから浴衣と帯を合わせて買っても、両者が一緒に寿命を終えることはありません。帯は何枚もの浴衣をパートナーに迎えることになるので、いろんな浴衣に合うものを買っておくのが合理的なのです。

それも承知で、今回は勝手に帯合わせをしてみます。

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いちばん上の写真は、昨日の茶色地の葉と縞の浴衣に浅葱色の無地の単衣の博多帯を合わせてみました。茶色と浅葱色という補色関係で合わせてみました。浴衣としては地味?という感じの着物ですが、きれいな浅葱色を合わせることで華やかになりますね。

もし一本しか単衣の博多を買ってはいけないと言われたら、この浅葱色の無地が良いと思います。浴衣の基本は藍染の伝統を考えれば紺ですから、何枚も浴衣を買っているうちにいずれは紺を買うでしょう。紺と浅葱は、濃淡関係としてきれいな配色になるのです。

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写真2番目は、茶色地の葉と縞の浴衣に茶の無地と緑の縞の単衣の博多帯を合わせてみました。大人の浴衣として帯合わせをしてみました。大人は大人の着方をした方が良いですよね。

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写真3番目は、焦げ茶色地の大きな麻の葉の浴衣に濃紺と白の縞の単衣の博多帯を合わせてみました。巨大な麻の葉という大胆モチーフですが、手描きを思わせるような柔らかいタッチのために意外に着易くなった浴衣です。粋な太い縞のおびをw合わせて大胆を貫いてみました。

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写真4番目は、白地に茶系の縞の浴衣にピンクの無地の単衣の博多帯を合わせてみました。白地の大きな縞は、鬼平に出てくる船宿(じつは盗人宿)の女将みたいなイメージがありますね。今回はあえてピンクを合わせて堅気に戻ってもらいました。茶とピンクは意外に合いますね。

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写真5番目は、実質的には木綿の織物であるような浴衣に、野口の絞りの帯を合わせてみました。「三勝」という浴衣のブランドとして販売されていますが、実質は木綿の織物ということで、四寸の博多ではなく、八寸の絽縮緬の帯を合わせてみました。朝顔と雀という花鳥画のテーマを辻が花的に絞りで表現したものです。
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[ 2014/11/09 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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