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倉部さんの訪問着の細部

第二千八百四十四回目は倉部さんの訪問着の細部です。

良い刺繍作品とはどういうものだと思いますか。職人さんが人生そのものを惜しげなく捧げたような全身を覆うようなものが良いと思いますか。それとも顕微鏡で見たくなるような細い糸で細密に繍ったものが良いと思いますか。私は刺繍も芸術作品であるならば芸術的なのが良いと思います。

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いちばん上の写真は、マエミにある中啓の細部です。

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写真2番目は、さらに近接してみました。

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写真3番目は、後姿の中啓の細部です。
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[ 2014/09/16 ] 繍箔 | TB(0) | CM(2)

梅刺繍&継承

娘の七五三に誂えた、ピンクに白の絞りで花型に残して、梅の刺繍をした着物は
まさにこんな感じの紅梅でした。
思わず箪笥から取り出して、広げてしまいました。結構良い出来でした。
白地で残してある花型には、洗い張りをして、こういう松を刺繍で足し
仕上げたいのですが、残念ながらそれを着てくれる孫がいません。
こうして継続が途絶えるのは淋しいですね。何とか次世代に繋げる方法はないのでしょうか?
少々色々なジャンルのコレクションをしていて、他のコレクション仲間も
自分のコレクションをどうするか考える年代に入ってきています。
美術館博物館に寄贈するか、もう一度市場に戻して新たなコレクターに渡すか
かなり議論が白熱しております。寄贈も受け入れ側の諸事情もあり難しいのです。
最近開催されていた西洋美術館の指輪展は寄贈の上手く行った例ですが
これなど希有な例で、日本の美術館に見きりをつけ、東南アジアの某国政府に美術館を
建てる条件で寄贈なさったお知り合いもいらっしゃいます。継承は難しいですね。
[ 2014/09/16 19:02 ] [ 編集 ]

写真拝見しました

その七五三の着物は、ピンク地に大きく梅の花の形を絞って白抜きの場を作り、その中に梅の花枝の刺繍を入れたものでした。このような作り方をすると、予算に応じて模様の量を調節できますし、気が変わったら数年後でも刺繍を追加することもできます。また、すべての白場に刺繍を入れてしまうと野暮になることがあり、刺繍を入れない場を作った方が余白の美を感じるということもあるので、図案が上手ければ、お金をかけないですむこともあるのです。
刺繍と絞りを組み合わせた七五三の着物というのは、市販品でもよくあるのですが、たいていは海外で全身に疋田絞をした上にミシンで花模様を刺繍したものばかりですね。keiさまを見習ってもう少し知恵を出してもらいたいものです。
keiさまのコレクションはサイトで拝見しましたが、蒐集するのも才能が要りますが、継承するのもまた才能が要りますね。
[ 2014/09/17 18:32 ] [ 編集 ]

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