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喜多川俵二の「穀紗双龍文」の帯合わせ

第二千七百六十三回目は喜多川俵二の「穀紗双龍文」の帯合わせです。

昨日は付下げと合わせましたが、今日はさらにフォーマルというわけで絵羽物と合わせます。色留袖まで合わせていますが、名古屋帯なのにまったく違和感が無いです。

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いちばん上の写真は、単衣用の訪問着を合わせてみました。北秀の商品ですが、実際に制作したのは「にしきや」です。百合なので6月の単衣ですね。単衣には6月と9月がありますが、植物文であると、夏の前か後かで植物の種類が大きく変わり兼用するのが難しいですね、しかし単衣の訪問着を2枚持つのは経済的ではない、悩むところです。

着物の模様の水流が紫なので、きれいに合っています。

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写真2番目は、一の橋の単衣の訪問着に合わせてみました。爽やかな風が吹いてきそうな涼しげな模様の着物です。帯の紫と着物の模様の黄緑が、杜若のような配色なので、なんとなく単衣の時期を連想させますね。

着物の模様の色が若草を連想させ、早春の着物と勘違いしてしまいそうですが、本来、単衣用としてつくられたものです。あえて勘違いして袷にするのも可能なように思います。

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野口の紗の訪問着を合わせてみました。黒地に干し網と沢瀉を描いた作品ですが、模様が大きいですね。ここ30年ほどは小付け(模様が小さい)が主流なので、そのうち反動が来ると思い、当店では大きい模様の着物を増やしています。

地色は黒ですが、紗なので下に知り長襦袢を着るとグレーの着物になります。写真は背景が畳ですから、これよりもっと薄いグレーになるわけですね、着物と帯の色の関係はグレーと紫です。

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大松の色留袖を合わせてみました。北秀の商品として製作されたものです。中国風の装飾のある大きな帆船、船を引くのは唐子、背景は中国風の塔を持つ都市が描かれています。鄭和の大遠征が行われたころの中国の大航海時代がテーマと思われます。

水色の着物に紫の帯、涼しげで色鮮やかですね。着物は水色地に対し海が同系色の青ですから、袖に海を重ねて染められそうですから、訪問着に改造可能ですね。
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[ 2014/06/28 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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