喜多川俵二の名古屋帯「東寺牡丹文」

第二千七百五十五回目の作品として喜多川俵二の名古屋帯「東寺牡丹文」を紹介します。

タイトルと意匠から東寺に由来する名物裂を写したものでしょう。作家が作品として制作する場合、一般に通用する名称とは別の名称を付けるものなので、この作品の本歌はおそらく「東寺××金襴」「東寺××緞子」「××東寺裂」というのでしょうが、私はこの作品の本歌となる裂を本などで見つけることができませんでした。

不思議とアールヌヴォーみたいな雰囲気がありますね。そういう理由で私は気に入っています。

touji1.jpg
いちばん上の写真は帯の幅を写真の幅として撮ったものです。

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写真2番目は近接です。

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写真3番目は拡大です。先日紹介した喜多川俵二の「厳島華文」は模様を表現する緯糸が浮く「二陪織物」でしたが、今回はそうではないので、爪が引っ掛からなくていいです。
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[ 2014/06/20 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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