2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09

龍村の絽の名古屋帯「斐絣」の帯合わせ

第二千七百三十三回目は龍村の絽の名古屋帯「斐絣」の帯合わせです。

今日は「斐絣」を着尺(小紋)に合わせてみます。

IMG_9022.jpg
いちばん上の写真は千切屋治兵衛の絽の小紋を合わせてみました。「疋田繋ぎ」というタイトルですが縞の着物ですね。帯の水平方向の模様に対し縞の着物は垂直方向の模様ですから、人間の体の上でタテとヨコがぶつかることになります。この程度のぶつかり方なら問題ないと思いますが、着物と帯がお互いくっきりしたタテ縞と横段だったら着る人の体の上で激突ということになりますね。

IMG_9043.jpg
写真2番目は野口の絽の着尺を合わせてみました。波の中に四季の花が描かれているという意匠は小袖の模様をアレンジしたもので、元の作品は刺繍を多用した重厚なものであったのを型染に置き換えています。元作品が権力者の豪華衣装であるために普通の小紋よりフォーマル感があって、帯合わせも配慮が必要です。

一方、今回の帯はフォーマルの象徴のようなブランドである龍村なのに「絣」がテーマなので、フォーマルとカジュアルがあいまいです。着物も帯も曖昧どうしで相性が良いかもしれませんね。

IMG_9012.jpg
写真3番目は野口の絽の着尺を合わせてみました。竹がテーマですが、こちらも小袖にある意匠で、小紋の模様というより訪問着の模様でも良いと思われるものです。訪問着のような模様が型染になって小紋になっているということですね。この「龍村のくせにカジュアルな絣模様」とは曖昧どうし相性が良いはずです。

IMG_9041.jpg
写真4番目は野口の紗の着尺を合わせてみました。薔薇を意匠化した模様を飛び柄にしたものです。理屈を言わずこのぐらいの帯合わせをするのが良いかもしれませんね。
スポンサーサイト
[ 2014/05/29 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/297-ded47880