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龍村の絽の名古屋帯「斐絣」

第二千七百三十一回目の作品として龍村の絽の名古屋帯「斐絣」を紹介します。

美しいキモノ最新号(2014年夏号)の掲載しています。矢絣のように見えますが、タイトルは「斐絣」です。まず「斐(あや)」という字にはどういう意味があるのか、ということで悩んでしまいます。おそらく「美しい」という程度の意味でよいと思いますが、ヒントになるのは龍村の展示会が「斐成會」とネーミングされていることですね。

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いちばん上の写真はお太鼓です。

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写真2番目は腹文です。お太鼓と全く同じに見えます。色が淡いだけですね。

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写真3番目は近接です。地の部分は絽の組織ですが、模様は絵緯糸で表現されていますから、模様部分は絽ではありません。

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写真4番目は上の写真の裏側です。絵緯糸による模様表現を裏から見たところということになります。着物の知識が無い人が見たら刺繍だと思うかもしれません。刺繍と絵緯糸による表現は、どちらも地の糸とは違う糸を模様専用の糸として差し入れているという点で同じです。違うのはタイミングだけですね。地が織りあがった後で違う糸を差し入れるのが刺繍、地を織りながら違う糸を差し入れるのが絵緯糸による表現です。刺繍と沖縄の浮織(読谷花織など)の関係もこれと同じですね。
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[ 2014/05/27 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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