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野口の絽の名古屋帯

第二千六百四十三回目の作品は、野口の絽の名古屋帯を紹介します。

水色地で部分的に絽の組織になっている変わり織の生地に、細い縞を描き銀糸で丸形を刺繍した名古屋帯です。地が水色で銀糸の丸い刺繍が光るので水の泡をテーマにしているように見えます。

IMG_7316.jpg
いちばん上の写真はお太鼓、

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写真2番目は近接、

IMG_7324.jpg
写真3番目は刺繍部分の拡大、

IMG_7325.jpg
写真4番目は絽の隙間部分の拡大です。

2番目の近接写真で銀糸の丸い刺繍の並び方を見ると、やはり水の泡がテーマなのだと思います。3番目の拡大写真で銀糸の刺繍を見ると、銀糸というのは周囲の水色の生地の色を映して透明な水色にも見えますから、ほんとうに水の泡のように見えますね。

水の泡ということで夏物としてふさわしいテーマの帯なのですが、模様が細かくまた端の方に偏っているので、帯の意匠で見るとほとんど無地系と言ってよいと思います。すなわち帯合わせの時は無地と思って合わせれば良いので、使い勝手の良い帯ということも言えると思います。
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[ 2014/03/01 ] 繍箔 | TB(0) | CM(0)

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