2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09

野口の紗の名古屋帯の帯合わせ

第二千六百三十七回目の作品も、野口の紗の名古屋帯の帯合わせです。

今日は先日の野口の紗の名古屋帯を絽や紗の着尺(小紋)に合わせてみました。昨日との違いは、織物はたいてい縞か格子か幾何学的な絣模様なので、帯の更紗と重なることはありませんが、型友禅の模様のばあい、具象柄はたいてい草花なので更紗と重なってしまうということです。エキゾチックな更紗に対し、楓や萩や撫子のような日本の夏秋の情緒たっぷりな草花を並べたらちぐはぐになるでしょうね。今回はそういう問題を意識して帯合わせをしてみます。

IMG_8106.jpg
いちばん上の写真は千切屋治兵衛の絽の着尺を合わせてみました。制作したのは大和さんです。更紗も植物ですから、植物模様どうしが重なることを恐れて、とりあえず縞にしてみました。

型染ですが、手描きに見える演出をした揺らぎのある太い縞です。更紗も曲線ですから、曲線どうし相性が良いかも、ということで合わせてみました。

IMG_8105.jpg
写真2番目は千切屋治兵衛の絽の着尺を合わせてみました。制作したのは大和さんです。上の例は着物の色をきれいな水色にして、透明感のある青の濃淡の更紗模様と同系色にしてみましたが、今回は着物を焦げ茶色にして、ベージュの帯の色と同系色にしてみました。

IMG_8107.jpg
写真3番目は野口の紗の着尺を合わせてみました。洒脱なタッチで描かれた金魚と波紋というテーマのカジュアル感の強い着尺です。更紗と干渉しないということを意識して草花文を避けてみました。

IMG_7798.jpg
写真4番目は野口の紗の着尺を合わせてみました。白茶地に薔薇の模様です。水玉模様が特徴的なので草間彌生を意識した作品かと思い、薔薇と分りませんでした。以前このブログで紹介した時に読者の方から薔薇だと指摘を受けて初めて気づいたのです。

そのぐらい意匠化の度合いが大きいので、なんの草花ともわからず更紗と干渉し合うこともないのではないかと思います。
スポンサーサイト
[ 2014/02/23 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shirokiyagofukuten.blog.fc2.com/tb.php/199-12506c51