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野口の紗の名古屋帯の帯合わせ

第二千六百二十二回目の作品は、昨日の野口の紗の名古屋帯の帯合わせです。

今回は型染の着尺のうち縞や格子を合わせてみました。帯が絵画的な意匠なので、着物は絵画的でない方が安心して合わせることができるからです。

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いちばん上の写真は千切屋治兵衛の縞の着尺(制作は大和さん)を合わせています。単純な縞ではなく疋田の粒を繋いで縞にしたような意匠です。

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写真2番目は上の着尺と全く同じ型を使った色違いです。上の例では着物は帯と同系色の水色で、今回は補色である茶色です。帯合わせをする時は、着物と帯の関係について同系色でまとめるか補色にしてメリハリをつけるか、ということをまずに考えますよね。

昔は同系色の帯合わせというのは一般的ではありませんでした。それどころか非常識と言い切る呉服屋さえあったのではないでしょうか。

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写真3番目は千切屋治兵衛の縞の着尺(制作は大和さん)を合わせています。型染ですが手描きをイメージさせるよろけ縞です。縞としてはとても太く、このような太い縞は一般人では着るのが困難なほど個性的になるものですが、この作品では淡い同系色でまとめることで個性を緩和しています。形に個性がある場合は色で緩和する、あるいはその逆というように、色と形は一体のものですね。

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写真4番目は野口の着尺を合わせています。平織と紗の組織の違いを利用して市松を表現した生地です。その市松を生かすように、飛び柄として四角い模様を入れています。赤、黄色、緑の斜線でポップなデザインですね。まあこれも縞や格子の一部ということで。

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[ 2014/02/08 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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