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花也の付下げの帯合わせ

第二千六百十四回目の作品は、昨日の続きで花也の付下げの帯合わせです。

今日の帯合わせのテーマは、黄色です。2日間にわたり無彩色どうしのばあい、多色のばあいなど帯合わせを試してきて、黄色の面白さに気が付きました。着物の地色はわずかな焦げ茶色味を含んだチャコールグレーで、それに対して黄色が合っているのか合っていないのかわからないのですが、どことなく特別な雰囲気があって、印象に残ったので、今日は黄色を集中的に。

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いちばん上の写真は、龍村の袋帯「有朋文」を合わせてみました。タイトルからは鳥獣戯画とはわかりませんが、「兎と蛙が友達で仲良く相撲を取っている」という意味のタイトルだと思います。相変わらず知的でブログの筆者に対しては迷惑ですね。伝統工芸品の意匠として鳥獣戯画は珍しいものではないですし、この着物に対して鳥獣戯画の帯を合わせることに意味があるとも思いませんが、黄色のおかげで特別なものになっています。

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2番目の写真は、織悦の袋帯「ペルシア巻花蔓」を合わせてみました。細かい更紗柄で、本来は年配者向きの意匠だと思います。色はタバコ茶ということですが、着物の地色との相性か黄色系の華やかさを感じます。

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写真3番目は、龍村の仕立て上がり名古屋帯を合わせています。龍村の仕立て上がり帯と言えば光波帯を思い浮かべてしまいますが、光波帯の多くは経錦であるのに対し、この帯は現在の西陣の織物の主流である絵緯糸で模様を表現する様式です。したがって値段も光波帯の値段ではなく名古屋帯の値段です。

薔薇の意匠が、着物に合っているとも思いませんが、黄色というだけで特別な雰囲気がありますね。なぜ黄色が特別なのかわかりませんが、街で黄色いフィアットとか見ると目に飛び込んできますよね。

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写真4番目は、細見華岳の綴の名古屋帯を合わせています。細見華岳の綴については今更論じるまでもないですが、今回はたまたま黄色ということだけで選んでいます。
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[ 2014/01/31 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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