野口の着尺をコート地に使ってみた例

第四千九十七回目は、野口の着尺をコート地に使ってみた例です。

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いちばん上の写真は、野口の更紗の着尺を合わせてみました。染の着尺(小紋)の模様として、いちばんありがちな更紗を着ているという設定です。明るい綺麗な色の上に黒、という組み合わせです。更紗の曲線とモザイクの直線ということで、色だけでなく形も対照的です。

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写真2番目は、野口の更紗の着尺を合わせてみました。上の着尺の色違いです。

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写真3番目は、野口の横段の着尺を合わせてみました。野口ならではの大胆な市松の着尺です。着物は過剰なまでに絵画的でコートとは対照的ですが、一方、どちらも市松でシンクロ的でもあります。

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写真4番目は、野口の蝋染の着尺を合わせてみました。格子とモザイクということで、同じ形が重なってしまいます。着物の格子が手描きの蝋染で、ゆらぎがあるのが救いでしょうか。

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写真5番目は、野口の蝋染の着尺を合わせてみました。これも同じような形を重ねる例ですね。格子を重ねると、チェッカーズが「ぎざぎざハートの子守唄」でデビューした時の衣裳みたいですよね。ただし、コートがすごく長ければ、コートを着ている時は着物は見えず、着物が見える時はコートは脱いでいるわけで、関係ないのかもしれません。

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写真6番目は、千切屋治兵衛の付下げ「金描き草花酒器」を合わせてみました。実際に制作したのは倉部さんです。付下げの上にコートを着ている設定です。色も絵画的な模様もないコートは、どんな付下げや訪問着に対しても万能だと思います。今回の着尺の用途は、フォーマルの上に着られるコートということで、これが一番かもしれませんね。

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写真7番目は、一の橋の付下げ「蹴鞠と柳」を合わせてみました。このような場合のコートは無地でも良いですが、無地よりちょっとアクセントがあって良いですね。
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