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野口の着尺の帯合わせ

第四千九十六回目は、野口の着尺の帯合わせです。

今日は織りの帯を合わせてみました。

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いちばん上の写真は、龍村の光波帯「チャンカイの巳」を合わせてみました。プレインカ文明の1つであるチャンカイの蛇のモチーフで、干支の経錦として巳年に発売されたものです。この光波帯のシリーズは経錦で織られているため、模様はすべて繰り返しです。だから着物の意匠と雰囲気が合うんですね。

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写真2番目は、龍村の光波帯「コプト花杯文」を合わせてみました。龍村の解説によると、本歌はコプト裂のなかでもプトレマイオス時代のものとのことなので、初期のものなんでしょうね。

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写真3番目は、龍村の光波帯「太子菱繋文」を合わせてみました。法隆寺に伝わる蜀江小幡に使われている裂で、一般名は「山形文」ですが、龍村では「飛鳥間道」のネーミングで名古屋帯にもなっています。

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写真4番目は、紫紘の袋帯「乾山楓文」を合わせてみました。黒地の着物に対し鮮やかな多色を合わせてみました。現在の西陣織の主流は、絵緯糸(生地の組織に貢献せず模様表現のためだけの緯糸)を使って模様表現するものですから、絵画的に自由になっています。

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写真5番目は、錦工芸の名古屋帯「南天」を合わせてみました。これも鮮やかな色で対比させる組み合わせです。

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写真6番目は、龍村の名古屋帯「麗葉花」を合わせてみました。麗葉花というのもおそらく白井進さんによるネーミングで、植物図鑑に載っている名前ではないですが、グアバのことだと思います。

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写真7番目は、じゅらくの「山鹿清華」シリーズの袋帯の1本を合わせてみました。昭和2年に帝展に初めて工芸部ができたとき、入選者は山鹿清華と皆川月華でした。それが着物における作家モノのはじめてなんですね。
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[ 2018/05/04 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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