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野口の単衣の付下げ「河骨」の帯合わせ

第四千七十三回目は、野口の単衣の付下げ「河骨」の帯合わせです。

今日は織の帯で合わせてみます。さて帯の季節ですが、単衣は6月と言いつつも、今は現実には5月から着始めると思います。その場合、普通の帯のうち薄手で涼しげなもの(たとえば糸が盛り上がるような唐織を避ける)を合わせることになります。綴ならすごく良いですよね。

6月に着るばあいは、絽綴と合わせる人が多いかもしれませんが、本来、綴でいいので、絽綴の人と綴の人が混在することになります。さらに現実には絽や紗の本当の夏帯と合わせてしまうことも可能でしょう。その判断はその日の天気によるでしょうね。梅雨寒と言われるような日が続く年であれば、6月でも普通の帯のうち薄手のものを着る方が感覚的に合うと思います。空梅雨で夏のような日が続くなら夏の帯の方が合うんじゃないでしょうか。

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いちばん上の写真は、龍村の絽綴の名古屋帯「千歳菱」を合わせてみました。先日、帯合わせとして龍村の絽綴を紹介したら何件か反響があったので、今日も使ってみました。このシリーズには初夏や初秋の草花をテーマにしたものもあって、絵的にはとても魅力的なのですが、着物が植物文だと使いにくいこともありますね。今回の4点は着物の模様に対してあまり差し支えの無いものです。

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写真2番目は、龍村の絽綴の名古屋帯「光浪文」を合わせてみました。

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写真3番目は、龍村の絽綴の名古屋帯「遥映垣」を合わせてみました。垣の模様は、それ自体は面白みが無いように思いますが、着物が植物文であるばあいは、優れたパートナーになります。

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写真4番目は、龍村の絽綴の名古屋帯「花雲文」を合わせてみました。

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写真5番目は、龍村の絽の名古屋帯「かすみびし」を合わせてみました。菱文が揺らぎ水に写ったように見えますから、着物のテーマに連動しているような気がします。これは普通の絽の名古屋帯で、教科書的には7、8月のものですが、6月に着てしまう人が多いですね。

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写真6番目は、橋本テル(602)の夏の袋帯「芳玉」を合わせてみました。これも教科書的には7、8月のものです。当たり障りのないテーマで、夏の帯を1本しか買わない人は、こんな帯にしておくと初夏でも初秋でも、フォーマルでも小紋でも大丈夫です。紬は無理ですね。

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写真7番目は、勝山織物(93)の名古屋帯「巻唐草」を合わせてみました。これは普通に冬に締める帯ですが、唐織のような糸の盛り上がりがなく薄手ですから、単衣の帯としても使えるでしょう。



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[ 2018/04/11 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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