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野口の付下げ「染分け更紗」の続き

第四千六十二回目は、野口の付下げ「染分け更紗」の続きです。

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いちばん上の写真は、マエミとオクミの縫い目辺りの近接です。

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写真2番目は、縫い目辺りにさらに近接してみました。

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写真3番目は、マエミの裾の方の近接です。前姿の染分けの山が裾に達して一度終わり、再び、後姿の山が始まるといういちばん劇的な部分です。染分けの山のピークと更紗の蔓のピークのずれが、作品にリズム感を生みます。

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写真4番目は、後姿のなだらかな染分けの山の頂上付近の近接です。染分けの山はもう下り始めていますが、更紗の蔓はまだ上がって行きます。染分けの山と更紗の蔓は、重なるのでもなく別の場所にあるのでもなく、輪唱みたいにズレるのです。一般にはどうでも良いことみたいですが、着物をデザインしていると、そんなことばかり気になります。

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写真5番目は、大西勇の袋帯「正倉院合子の文」を合わせてみました。象と鸚哥の2種類の銀平脱の合子(碁石入れ)をテーマにしたものです。このブログの帯合わせは、付下げのばあいは、前姿であるマエミの模様に、後姿である帯のお太鼓を載せています。あり得ないことですが、着物と帯のそれぞれいちばん特徴のある部分を合わせて、着姿全体をイメージしてもらおうと思っています。

今回の着物は、更紗と染分けの2つの見どころがあるわけですが、どちらがより着物の特徴を表しているのか迷うところだったので、2通り試してみました。こちらは更紗で模様重視です。

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写真6番目は、大西勇の袋帯「正倉院合子の文」を合わせてみました。こちらは染分けで色重視です。明日は帯合わせをするわけですが、どちらのパターンで行くか迷います。両方写るように撮るには、すごく引くようにしなければならず帯の模様がよく写りませんし。
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[ 2018/03/31 ] 友禅 | TB(0) | CM(0)

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