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藤井絞の辻が花の名古屋帯の帯合わせ

第二千四百五十六回目は、藤井絞の辻が花の名古屋帯の帯合わせです。

今回紹介している薄手の生紬の帯は、単衣の帯としても、袷の時期の普通の帯としても使用できそうです。当店では、単衣の時期の帯として購入される方が多いです。素材、模様の季節、色などを考慮して、単衣の時期にぴったりな帯というのは、他店でもあまり売っていないからでしょうね。

今回は単衣の時期を意識して帯合わせをしてみました。帯に、杜若や紫陽花、あるいは秋草など期間を限定するものが描いてないので、6月でも9月でも大丈夫だと思います。

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琉球美絣の駒上布の着尺に合わせてみました。真栄城さんの美絣には木綿のほかに正絹の駒上布が有って、それは薄手で涼しげです。藍色とペパーミントグリーンの組み合わせなので、都会っぽい雰囲気になっています。

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黒地の着物とあわせてみるということで、東郷織物の夏大島と合わせてみました。東郷織物は、大島紬の産地メーカーとして有名ですが、そこで販売している格子のシリーズです。絣ではないので、値段もリーズナブルです。

黒地の着物を選ぶと、描き絵の墨の黒い線と対応しますから、色としては、黒以外はわずかな白とペパーミントだけということになります。着物と帯とのトータルでの突き詰めた単彩主義になりますね。

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ベージュとあわせるという意味で、花絽織の着尺を合わせてみました。首里織における花倉織と同じものですが、首里以外では「花倉織」の商標を使えないので、「花絽織」と呼ぶのが普通になっています。作者は南風原の大城永光さんで、「南風原花織」のラベルです。

ペパーミントと明るいベージュで、やさしい色どうしの補色関係ですね。

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明るく華やかな帯び合わせということで、新田機業の紅花の着尺を合わせてみました。明るく、やさしく、華やかな色の世界に、墨による黒の線描きだけが存在するという状況は、道長取りの綺麗な色紙に和歌を書いたような雰囲気にならないかな、という意図で試しています。

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fc2ブログだけのおまけ画像として、緑色の塩沢紬を合わせてみました。ペパーミントグリーンとの間で、同系濃淡を狙っています。
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[ 2013/08/23 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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