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井尾敏雄の帯留

第二千六百七回目の作品として、井尾敏雄の帯留を紹介します。

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「朧銀金彩蘭花文透彫帯留」という箱書きのある作品です。これは当店の在庫ではなく、私が依頼によりオークションで落札したものです。帯留と帯の合わせ方というのも試してみると面白いので、取り上げてみました。

「朧銀」というのは、「おぼろ銀」または「ろう銀」と読んで、日本の伝統工芸としての金工につかわれる地金で、銀1銅3の合金(「並四分一」という。「並」でない比率もある。)です。また表面を梨地にして光沢を抑えた銀細工のことをいうばあいもありますが、おそらくその合金は梨地にし加工されることが多いので、名称が混じっているのではないかと思います。この作品もそうですね。

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作者は、略歴をみると香川県の出身のようですね。戦前は香川、戦後は世田谷にいて伝統工芸展で活躍したようです。略歴は昭和42年で終わっており、(前の持ち主がその後の略歴をペンで描き加えているので、かなり思い入れがあったのだろう。)古いもののようです。現在は息子の健二さんが活躍していますが、伝統工芸展で監査員ということですから、とても有名な方なんですね。

明日は、実際に帯と合わせてみます。普通に考えてみれば、帯留が金で光りますから、黒や濃い地の帯に合わせればきれいだろうと思います。しかし、帯が金だったり、しつこく柄があったらしたらどうでしょうね。その辺も試してみますね。
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[ 2014/01/23 ] 小物と小物合わせ | TB(0) | CM(0)

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