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都の絽綴の名古屋帯の帯合わせ

第四千四十六回目は、都の絽綴の名古屋帯の帯合わせです。

昨日と一昨日に紹介した2点の絽綴を帯合わせしてみます。露芝と宝尽くしは古典模様でフォーマルっぽい雰囲気、幾何学模様はモダンで自由な雰囲気で対照的に見えます。帯合わせの際には、古典模様の帯は着物も古典模様に合って、フォーマルっぽい雰囲気になり、モダンな帯は着物もモダンなものに合い、カジュアルな雰囲気になるのでしょうか。

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いちばん上の写真は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「鏡裏文」を合わせてみました。実際に制作したのは市川和幸さんです。鏡裏文も古典模様ですから、露芝、宝尽くし、鏡裏文ということで、古典尽くしの組み合わせになりました。

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写真2番目は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「鏡裏文」を合わせてみました。実際に制作したのは市川和幸さんです。モダンと個展を組み合わせていますが、形だけ見ると、直線である帯の模様と円形である着物の模様が対照的でバランスの良い組み合わせに見えます。つまり理屈を変えれば、どちらも合っていることになるんですね。つまり帯合わせは各人が各人の理屈で合わせれば良いんじゃないかと思います。

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写真3番目は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「菖蒲」を合わせてみました。実際に制作したのは中井淳夫さんです。大胆な斜め取りですが、琳派のスタイルで、本歌は神坂雪佳です。

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写真4番目は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「菖蒲」を合わせてみました。実際に制作したのは中井淳夫さんです。花が無いのでよくわからないのですが、タイトルからすると菖蒲とのことです。真夏の着物としては水辺の芦ということでも良いですね。

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写真5番目は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「芦」を合わせてみました。実際に制作したのは中井淳夫さんです。着物全体の水面に見立てた作品です。

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写真6番目は、野口の紗の付下げ「菊」を合わせてみました。小袖にある模様ですが、葉の裏に唐突にも見える綺麗な青を持ってきたことでモダンな雰囲気になっています。野口のセンスですね。

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写真7番目は、花也の紋紗の付下げ「市松取り夏花」を合わせてみました。生地が紋紗で市松模様になっていますが、その市松と連携するように模様を付けています。

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写真8番目は、千切屋治兵衛の絽の付下げ「横棒霞」を合わせてみました。実際に制作したのは藤岡さんです。どちらも水平の直線でシンクロさせてみました。
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[ 2018/03/15 ] 帯合わせ | TB(0) | CM(0)

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