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都の絽綴の名古屋帯

第四千四十五回目は、都の絽綴の名古屋帯を紹介します。

今日紹介するのは、昨日と同じ都(385)の絽綴の名古屋帯の柄違いです。

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いちばん上の写真はお太鼓です。昨日は露芝(露はなかった)とその中の宝尽くしという古典どうしの意匠でしたが、今日は直線的は幾何学模様に和でも洋でもない花文という意匠でモダンな雰囲気です。好みは人それぞれだと思いますが、古典模様の方がフォーマル感が有って、どちらかというと付下げ向き、モダンな方がカジュアル感が有って紬方向に向いていそう、という感じはしますね。(感じがする、程度の話です。)

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写真2番目は、お太鼓の近接です。中心に紫の花模様、それを挟んだ上下に菱形、その外側の上下に黄色と緑の花模様、さらにその外側の上下に四角と暈し模様、いちばん外側の上下には先ほどとパターンの違う菱形です。

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写真3番目は腹文です。腹文はお太鼓に有った5パターンの模様が1列づつ並んでいます。

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写真4番目は、腹文の片側です。

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写真5番目は拡大です。段になっている模様は、花と菱形と暈しの3パターンあります。そのうちの花の段の拡大です。花模様も綴組織で、紫の花にはグラデーションも付いています。

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写真6番目は菱形のある段の拡大です。絽綴というのは、綴+絽という組織ですが、数段、綴を織ったら、経糸を捩じることにより緯糸を近づけないようにして隙間を開けるのです。この織物の地全体が絽綴ですが、さらにその織り方を応用して模様パターンにしたのが菱形部分です。

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写真7番目は暈しがある段の拡大です。絽綴の組織で四角い模様を作ったほかに、綴の組織で緯糸の色が変わるところずらすことでグラデーションを作っています。
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[ 2018/03/14 ] 西陣・綴 | TB(0) | CM(0)

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